クレジットカード現金化業者を利用しようとして、身分証明書の提出を求められた途端に怖くなったという人もいるようです。ネット上でやり取りしただけの業者に個人情報である身分証明書の内容を知られることは確かに不安ですし、悪用されるリスクを避けたいと思うのは当然でしょう。できることなら身分証明書なしで現金化したいと思う気持ちもわかりますが、どの業者を利用するとしても身分証明書を値出しないわけにはいきません。

ここでは、現金化を行う際になぜ身分証明書が必要なのか、どんな種類の身分証明書が利用できるのかについて詳しくお伝えします。身分証明書提出に疑問を持っている人も多いと思いますが、こちらの記事で不安やギモンを解消できるのではないでしょうか。
目次
クレジットカード現金化業者に提出する身分証明書に使えるのは?
身分証明書とはその名の通り、所有者の身分を証明するものです。しかし、ひと口に身分証明書と言っても色々な種類があり、これは認められるけれどこれはダメとなることもあります。ほとんどの業者で身分証明書として提出しても問題ないものは、次のようなものです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 学生証(満20歳以上のみ)
- 在留カード
- 年金手帳
これ以外の身分証明書でもOKな業者もありますが、用意できるのであればこれらの中から一つを提出しておいた方が再提出の手間が省けます。また、業者によっては顔写真が入った身分証明書に限定していることもあるので、どうしても顔写真入り身分証明書が用意できない時は問い合わせてみましょう。基本的には1種類を提出すれば良く、送る方法も申し込みフォームやメールに画像を添付する形式なので原本が手元を離れることはありません。
画像の形式や容量、年金手帳やパスポートは画像として送るページも指定指定されているので、規定に沿ったものを送りましょう。身分証明書と一緒に写した自分の顔写真も、カード現金化業者に送る画像の一つです。正当な所有者であることを証明するためでもあるので、きちんと撮影して送ってください。

現金化で利用する為の、身分証明書は原本ではなく提出はコピーやデータ(画像)です。必ず必要です。提出しなくていい業者があればそこは闇金などの可能性もあります。必ず身分証の提出を義務付けている現金化業者を選びましょう。AYAHASHIでは必ず身分証の提示を求めます。
身分証明書がクレジットカード現金化に必要なワケ
カード現金化業者を利用するためには、クレジットカードを持っていてショッピング枠に余裕があることだけが条件となります。そのため、簡単に不正ができてしまうという難点があるのも事実で、防止のために身分証明書の提示が義務付けられています。
買取方式でのカード現金化には身分証明書の提出に法的根拠アリ
クレジットカード現金化にはキャッシュバック方式と買取方式がありますが、買取方式の場合は古物商としての営業許可を取らなければなりません。これは現金化希望者から中古品を買取って現金に変えるという買取方式の仕組みが、古物営業法に則って規制されるからです。
古物営業法では買取を行う際に、相手の住所や氏名、職業や年齢などを確認しなければならず、その際に確認事項が記載された身分証を提示してもらって情報の真偽を確かめることと定められています。簡単に言うと、中古品を買い取る時には相手の素性を書類で確かめてから買取を行わなければいけないという法律があるということです。
この法律があるからこそ買取方式での身分証明書提出は利用者と買い取り業者の義務であり、提示できないのであれば買取行為が成立しないことになります。
カード現金化業者として営業している買取方式の業者の中には、この許可を取っていない業者もありますが法律に違反しているので利用は避けるべきです。身分証明書の提示は不要と言われた時には、必要な許可を得ずに営業しているもぐりの業者、信頼がおけないと考えて間違いないでしょう。カード現金化業者が逮捕されたというニュースが以前にありましたが、現金化を行ったことが罰則対象になったのではなく、買取方式で現金化していたにもかかわらず古物商の許可を取っていなかったことが逮捕理由でした。利用者にとっては身分証明書も不要ということで、さらに気軽に利用できていたのかもしれませんが法に触れるような業者とは関わらないのが正しい選択です。
カードの不正利用防止策としての身分証明書提出
クレジットカードはカード自体がなくてもネットを通じて買い物ができるので、不正利用されやすいとも言えます。カード情報をスキミングするグループが摘発されることもありますし、原始的な方法としては暗証番号を言葉巧みに聞き出してキャッシングするという不正利用の方法もあります。カード現金化業者が警戒しているのは、こうした不正なカードが現金化に使われることで、それを防ぐために身分証明書の提示を要求しているのです。
不正なカードも現金化業者なら簡単に使えると犯罪者に思われてしまうと、現金化という業界全体の問題にもなりかねません。
ただでさえ、クレジットカード現金化は法的にグレーゾーンとも言われているだけに、犯罪に加担することにならないよう業界でも自衛策を取っています。身分証明書と利用者の顔写真、クレジットカードの画像をセットで送ってもらえば、現金化業者が本人確認を行っている証拠になりますし、不正利用の全てでなくとも大半は防ぐことができるはずです。
カード現金化業者にとっては「ここまで不正利用防止策を取っている」と警察や世間にアピールする事にもなりますし、実際に不正利用しづらくなっていることも確かでしょう。手軽に現金化したい利用者には身分証明書の提出は面倒かもしれませんし、業者に悪用されるかもしれないという不安があるかもしれません。しかし、身分証明書提出を義務付けることで、悪用が防げていることも確かです。
安心して現金化をするためには、個人情報をしっかりと管理してくれる業者を選ぶことが大切で、適当に選んだ業者には身分証明書や個人情報を渡すべきではありません。データとして渡してしまえば、後は業者が好きなように使えてしまうということを忘れず、信用できる業者を慎重に選びましょう。
口コミなどで情報管理に悪い噂がないかを調べたり、これまでの現金化の実績を調べたりすれば信頼に値する業者かどうかの判断ができます。業者のほとんどは悪用するために身分証明書の提出を求めているのではなく、利用者を守るために身分証明書を必要としていることも忘れないようにしましょう。

クレジットカード現金化は例え家族であっても他人名義のクレジットカードを利用して現金化は不可です。その他人名義の利用を避け、本人名義のクレジットカードで現金化を必ずしてもらう為の身分証提示だと思って頂いて問題ないと思います。それ以外の用途はありません。
クレジットカード現金化に必要な身分証明書情報まとめ
クレジットカード現金化について悪いイメージを持っている人は、身分証明書を送ると悪用されるのではと心配になるかもしれません。しかし、悪質な現金化業者は業界でも一部、大半は普通の企業として営業しています。確かに個人情報を悪用した業者が摘発されたこともありますが、そのような業者は長く営業を続けられません。
何年も営業を続けている実績の多い現金化業者は、利用者の情報をしっかり管理しており悪用することもありません。もちろん、悪いことを考える人は後から後から出てくるものなので、100%安全だと言い切れることはないですが、情報収集を行い複数業者を比較することで悪質な業者に引っ掛からずにすみます。くれぐれも身分証明書の準備が面倒だからと、提出不要な業者を選ぶことがないようにしてください。